公認心理師とは

公認心理師とは、公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいいます。

(1)心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析

(2)心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導

(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助

(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

厚生労働省「公認心理師」ホームページよりhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116049.html

公認心理師は、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働等、諸領域にまたがる汎用資格です。各領域を取り巻く環境、心の健康問題は、複雑かつ多様化しており、それらの対応は急務になっています。公認心理師は、「公認心理師法」に定められているとおり、他の関係者と連携しながら心理的支援にあたります。また、国民の心の健康を取り巻く環境の変化による業務の内容の変化に適応するため、上記4項目に掲げる行為に関する知識及び技能の向上に努める必要があります。

公認心理師試験や登録については、試験・登録機関である日本心理研修センターのホームページをご確認ください。 http://shinri-kenshu.jp/