新潟県公認心理師会について

【設立趣旨】

 平成27年9月16日に公認心理師法が公布され、公認心理師という我が国初の心理職の国家資格が設けられました。そして、平成30年9月9日及び12月16日に第一回国家試験が行われ、全国では28,574名、新潟県で347名が合格し、公認心理師登録簿に登録を行った公認心理師が次々と誕生しております。

 新潟県においてはこれまでも、臨床心理士、学校心理士、臨床発達心理士、特別支援教育士、産業カウンセラー等々の資格を有する者や様々な立場で心理的支援を行っている者が、それぞれの専門性を活かし、新潟県民の心の健康の保持増進のための活動に携わり、多くの実績を積み重ねてきております。今後ともその専門性を一層高めていくことが期待されておりますが、加えて、公認心理師はこの新しくできた心理職の国家資格に対する多方面からの期待に十分に応じられるよう、より高度な専門性をめざし、質の高い支援ができる力量を高めていく責務があると考えます。

 このような状況を踏まえ、「公認心理師の資質の向上、学術・技能の研鑽および職業倫理の遵守に努めるとともに、心の健康に関する啓発と知識の普及に貢献し、新潟県民の保健・医療・福祉・教育の充実と生活の向上に寄与すること」を目的として掲げ、一般社団法人 新潟県公認心理師会を平成最後の平日である平成31年4月26日に設立いたしました。

 令和という新たな時代を迎え、この新しい心理職国家資格に寄せられる多くの期待に対して、また、本会が担う役割と諸課題に対して、会として誠心誠意応えてまいりたいと考えております。

 本会設立の趣旨をご賢察のうえ、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


【一般社団法人 新潟県公認心理師会の概要】

1 目的

  公認心理師の資質の向上、学術・技能の研鑽および職業倫理の遵守に努めると
ともに、心の健康に関する啓発と知識の普及に貢献し、新潟県民の保健・医療・
福祉・教育の充実と生活の向上に寄与することを目的とする。


2 会員資格

  ア 正 会 員  公認心理師の登録を受けた者で、新潟県内に在住又は勤務し、
         本会の目的に賛同する者

  イ 準 会 員  公認心理師の受験資格を有する者

  ウ 賛助会員  本会の目的に賛同し、本会の活動を支援する個人又は団体


3 事業内容

  ア 心の健康に関する支援の充実及び普及啓発の促進を図る事業

  イ 会員の倫理の遵守及び向上に関する事業

  ウ 行政及び関連団体との連携、交流に関する事業

  エ 会員の学術・技能の向上に関する事業

  オ 会員間の情報交換・交流・協力に関する事業

  カ 公認心理師に関する諸団体との情報交換・交流・協力に関する事業

  キ 公認心理師の教育機関に協力し、教育の向上に資する事業   など


4 設立日

  平成31年4月26日


5 役員体制

役職名 氏 名 所 属
会長 横山 知行 新潟大学
副会長 名和 淳 新潟県立精神医療センター
常務理事(事務局長) 小野田 明 田宮病院
常務理事 佐藤 亨 新潟青陵大学
常務理事   山川 まゆみ 新潟県立新発田児童・障害者相談センター
監事 齋藤 恵美 新潟青陵大学  
監事 鈴木 久美子 新潟県スクールカウンセラー

6 定款