1.趣旨
近年こどものこころの問題は、発達障害、虐待、いじめ、不登校、ひきこもりなど複雑化、多様化しています。また、新型コロナウイルス感染症の影響による学校・家庭生活の大きな変化はこどもたちにさらなるストレスを与え、これらの問題をより重篤なものにしています。このような背景からこどものこころの問題に対する医療ニーズが増大していますが、このような状況に対応するためには、医療だけでなく、教育、保健福祉といった幅広い分野の専門家による支援や各分野のネットワークの構築が重要です。
本県では、令和3年度に児童精神ケア体制検討ワーキングチームを設置し、こどものこころの問題の対応の方向性について検討しているところであり、その中でも人材育成やネットワークの重要性について議論されています。このような中、こどもにかかわる教育・医療・保健福祉の関係者に対して、こどものこころの問題に関する理解、対応力の向上及び関係機関の連携を深めることを目的として、「にいがたこどものメンタルケア・ネットワーク」と称し、事例検討会を行うこととしました。
2.主催 新潟県
3.共催 新潟大学医学部
4.日時 令和6年8月8日(木)午後6時30分から午後8時まで