心理職支援団体 MOSS(モス)主催 『はじめて学ぶ ハラスメントに対する心理的支援~パワハラ対策に焦点を当てて~』

心理職支援団体 MOSS(モス)主催
『はじめて学ぶ ハラスメントに対する心理的支援~パワハラ対策に焦点を当てて~』

▼お申し込みはこちら
https://moss-seminar-241208.peatix.com

◇概要
 昨今、ハラスメントは社会的な問題となっており、その予防や対策が喫緊の課題となっています。心理職をはじめとする産業保健に関わる専門職はハラスメント被害者への心理的支援、加害者への再発防止に向けた介入,ハラスメント防止に向けた組織への介入等、ハラスメント対策における重要な役割を担うことが期待されます。
 ハラスメントの中でも「パワーハラスメント(以下、パワハラ)」は最も発生件数が多く,被害者への直接的な健康被害だけでなく,職場環境悪化や生産性低下などの間接被害も甚大です。近年,パワハラ対策が企業に義務化されましたが,この10年間で被害者の数に改善はなく,対策の難しさが窺えます。
 本研修では,ハラスメントの基本的知識や法律に加えて,パワハラか否かの判断基準,パワハラの発生要因と求められる防止対策,被害者等への相談対応を行う際に必要とされる姿勢について理解を深め,具体的な事例を元にした被害者や加害者,組織に対するアプローチの方法について検討していただきます。

 複雑で対策が難しいハラスメントについての理解を深め、パワハラの防止対策や問題発生時に,就労者や組織に対して心理職として何ができるのかを考える機会にしていただけたらと思います。心理職だけでなく,産業保健に関わる専門職やハラスメント問題に関心が高い方でしたらどなたでもご参加いただけます

◇講師
小林 百雲子(こばやし ももこ) 氏
公認心理師・臨床心理士
九州大学人間環境学研究院学術協力研究員・日本学術振興会特別研究員PD

<講師からのメッセージ>
 ハラスメントによる被害者や組織への悪影響は甚大であり, ハラスメント防止・抑止の重要性は言うまでもありません。日本でも法整備が進みつつありますが,この10年被害者は減少しておらず,対策の難しさがうかがえます。本研修ではパワハラに焦点を当て,国内外の研究を紹介しながら,パワハラの発生要因や求められる対策について紹介します。パワハラ問題についての支援対象は被害者・行為者・組織全体の3者があり,発生防止対策と発生後の被害者や加害者への心理的アプローチなど幅広い支援が求められます。多岐にわたるハラスメントの問題に対して,心理職としての専門性をどのように発揮することができるのか,考えを深める機会にしていただければと思います。

◇プログラム(主なトピック)
・ハラスメントの基本的知識
・パワーハラスメントのアセスメント
・パワーハラスメントに対する介入
 -被害者・行為者・組織へのアプローチ
・ハラスメント対策における心理職の専門性や今後の学び方

◇開催概要
日時
セミナー1:24年12月8日 (日) 14:00~16:00
セミナー2:24年12月21日 (土) 14:00~16:00

※ セミナー1、2とで開催曜日が異なります。ご注意ください。
※ アーカイブ動画はセミナー1・2ともに、終了後から2~3日以内に配信します

会場
 オンライン(Zoom)
定員
 95名(先着順)
対象
・公認心理師や臨床心理士等、守秘義務のある対人援助職(受験資格保有者を含む)
・大学院生(心理・医学・教育・福祉系)

◇参加費
・参加チケット(アーカイブ視聴付き)…6,500円(MOSSアカデミー会員:無料、学生:3,000円)

◇お申込み
▼下記のお申込みページ(Peatix)をご参照ください。
https://moss-seminar-241208.peatix.com
※お申込み期限:24年12月5日 (木) 23:55まで

◇臨床心理士資格ポイント
 参加者のうち臨床心理士の方が3割以上の場合、臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請する予定です。