【オンラインセミナー】子ども・青年支援のメンタライジングーー現場に生かすMBT-A 、MBT-C
【概要】
このセミナーでは、メンタライジングとはどういうものか、メンタライジングを中心にした子どもや青年への臨床的支援とはどういうものか、その基本的考え方、支援者の姿勢、基本技法を紹介します。理論は一見ややこしそうですが、意外となじみやすく、子どもたちの「問題行動」の背後にある大変さを理解する道筋を与えてくれます。それは子ども「を変える」手法というよりも、子ども「が主体的に生きる」ために、「支援者がどうあるべきか」を教えてくれるものです。
西村がメンタライジングの理論を概説し、メンタライゼーションに基づく治療(MBT)の基本的枠組みや特徴を解説します。揖斐が、青年対象のメンタライゼーションに基づく治療(MBT-A)の実践手法について概説し、実際の臨床場面でどのように介入していくか紹介します。そして渡部が、子ども対象のメンタライゼーションに基づく治療(MBT-C)についての概説し、児童との個人作業のみならず、養育者支援、そして、そのようなセラピーを核とした病棟での多様な実践可能性を紹介します。1回目(5月)は西村と揖斐が、2回目(6月)は西村と渡部が担当し、この2回のセッションで理論と実践の枠組み、具体例を紹介します。
領域や職種を超えて、多くの支援者に有益なものです。初学者の方でも歓迎します。皆様のご参加をお待ちいたします。
【講師】
西村 馨(にしむら かおる)
国際基督教大学教養学部 教授
臨床心理士・公認心理師、MBT(成人)プラクティショナー、日本メンタライゼーション研究会運営委員。
主な著書 『メンタライジングによる青年の支援:MBT-Aの実践ガイド』(監訳, 2024年,北大路書房)、『実践・子どもと親へのメンタライジング臨床:取り組みの第一歩』(編著、岩崎学術出版社、2022年)、『子どものメンタライジング臨床入門:個人、家族、グループ、地域へのアプローチ』(監訳、誠信書房、2022年)、『メンタライジングによる子どもと親への支援:時間制限式MBT-C のガイド』(監訳、2021年、北大路書房)他。
揖斐衣海(いび えみ)
KIPP渋谷心理オフィス カウンセラー
臨床心理士・公認心理師、MBT-Aプラクティショナー、日本メンタライゼーション研究会運営委員。
主な著書 『メンタライジングによる青年の支援:MBT-Aの実践ガイド』(訳、2024年、北大路書房)、『欲望の謎:精神分析は、性、愛、そ�して文化多様性にどう向き合うのか』(訳、2023年、金剛出版)、『実践・子どもと親へのメンタライジング臨床:取り組みの第一歩』(分担執筆、2022年、岩崎学術出版社)、『こころの出会い:精神分析家としての専門的技能を習得する』(共訳、2020年、金剛出版)他。
渡部京太(わたなべ きょうた)
群馬病院 児童思春期医療部長
児童精神科医、MBT-Cプラクティショナー(間近)、日本メンタライゼーション研究会運営委員。
主な著書 『メンタライジングによる青年の支援:MBT-Aの実践ガイド』(訳,、2024年、北大路書房)、『ラウンドテーブルトーク 児童精神科医という仕事:臨床の過去・現在、そして明日を語る』(共著、2023年、金剛出版)、『子どものメンタライジング臨床入門:個人、家族、グループ、地域へのアプローチ』(監訳、誠信書房、2022年)、『実践・子どもと親へのメンタライジング臨床:取り組みの第一歩』(分担執筆、2022年、岩崎学術出版社)、『メンタライジングによる子どもと親への支援:時間制限式MBT-C のガイド』(訳、2021年、北大路書房)、他。
【日時】
①2025年5月25日(日) 14:00~16:30
②2025年6月22日(日) 14:00~16:30
【プログラム】
2025年5月25日(日) [担当]西村先生・揖斐先生
1.コースの案内、講師紹介
2.メンタライジング概説(成人から青年期を中心に)
3.青年のMBT(MBT-A)の理論と方法
4.質疑応答とまとめ
2025年6月22日(日) [担当]西村先生・渡部先生
1.コースの案内、講師紹介
2.メンタライジング概説(幼児期・児童期への支援、家族への支援など)
3.子どものMBT(MBT-C)の理論と方法
4.質疑応答とまとめ
【会場】
オンライン(Zoomウェビナー)
【定員】
500名
【参加費】
7,500円(税込)
【申込締切】
2025年5月24日23:59まで
※定員に達し次第、受け付けを締め切らせていただきます。
【申込方法】
お申し込みは下記サイトからお願いいたします。

【問い合わせ先】
創元社セミナー担当
〒541-0047 大阪市中央区淡路町4-3-6
Email: onlineseminar@sogensha.com