【概要】
カウンセリングの現場で、「自己開示」はしばしば難しいテーマとして語られます。
どこまで話してよいのか、どんな効果やリスクがあるのか――。
援助者として誠実に関わろうとするほど、その判断に迷いが生じることも少なくありません。
本セミナーでは、『カウンセラーの自己開示 迷える援助者のための羅針盤』の著者・田中健史朗先生をお迎えし、カウンセラーの自己開示をめぐる理論と実践を丁寧に読み解きます。
国内外の研究成果や現場での実践例を踏まえつつ、「自己開示」をどのように理解し、活かしていけるのかを共に考えます。
日々の援助実践に迷いや戸惑いを感じている方にとって、自分自身の関わり方を見つめ直し、「明日からの実践の見通し」を得るため�の貴重な機会となることを目指します。
【講師】
田中 健史朗
1987年生まれ。博士(心理学)。公認心理師・臨床心理士。2015年、名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2016年より山梨大学教育学部准教授。 2015年度日本カウンセリング学会奨励賞。2023年度日本心理臨床学会奨励賞。 専門はカウンセリング心理学、スクールカウンセリング、コミュニケーションスキル。山梨県臨床心理士会副会長、同会学校臨床心理士委員会委員長、山梨県立学校いじめ問題対策委員会会長、甲府市不登校総合対策検討委員会委員長、北杜市いじめ問題連絡協議会会長、山梨県青少年問題協議会委員、山梨県ひきこもり支援有識者会議委員等を務める。 著書に、『心理アセスメント』(共著、ナカニシヤ出版、2018年)『感情制御ハンドブック』(共著、北大路書房、2022年)がある。
【日時】
2025年12月21日(日) 10:00~12:00
【内容】
10:00~10:45 講義「自己開示するリスクと、自己開示しないリスク」
10:45~10:50 休憩
10:50~11:35 講義「現代的問題:事例発表したくない問題と、カウンセラーのプロフィール問題」
11:35~12:00 質疑応答
【会場】
オンライン(Zoomウェビナー)
【定員】
100名
【参加費】
2,000円(税込)
【申込締切】
2025年12月21日9:00まで
※定員に達し次第、受け付けを締め切らせていただきます。
【申込方法】
お申し込みは下記サイトからお願いいたします。

【問い合わせ先】
創元社セミナー担当
〒541-0047 大阪市中央区淡路町4-3-6
Email: onlineseminar@sogensha.com
 
  
  
  
  