【オンラインセミナー】夏休みにあらためて考える、子どもの自殺とその予防ーー最新の知見をもとに 広報のご依頼(創元社)

【概要】

長期休暇の時期は、子どもたちの心の健康に思いを馳せる大切な機会です。とりわけ「子どもの自殺」は、心理臨床や教育に関係するすべての大人にとって深刻かつ避けて通れない課題です。

本セミナーでは、心理職や教育関係職の皆さまをおもな対象に、子どもの自殺予防に関する最新の研究知見と、現場で役立つ視点を共有します。講師は、『「死にたい」と言われたら――自殺の心理学』などの著作もある、和光大学の末木新教授。科学的根拠に基づいたアプローチをわかりやすく、かつ現場感覚に即してご紹介いただきます。

こんな方におすすめ

・学校や教育現場で支援にあたっている心理職の方

・医療機関や相談機関で子ども・思春期の支援に携わる方

・自殺予防について最新の知見を学び、実践に活かしたい方

皆さまのご参加をお待ちしています。

(末木先生からのメッセージ)

2025年6月5日に改正自殺対策基本法が成立しました。自殺対策基本法の改正は2016年に続き2度目のこととなりますが、今回の改正は、こどもの自殺対策の強化を主たる目的としたものです。もちろん、法律が成立した “だけ” で対策ができるわけではありませんので、こどもに対する「生きることの包括的な支援」としての自殺対策は今後、関係者が力を合わせて社会に広げていかなければなりません。そして、そのためには、こどもの自殺がなぜ/どのようにして生じてしまうのか、どのような対策が効果的なのかということに関する基本的かつ正確な知識を身に着けることが重要になります。そこで本セミナーでは、上記の点について国内外の最新の知見をもとにお話ができればと思っています。

【講師】

末木 新(すえき・はじめ)

1983年生まれ。2012年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士課程修了。博士(教育学)、公認心理師、臨床心理士。現在は和光大学現代人間学部教授、厚生労働大臣指定(調査研究等)法人・一般社団法人いのち支える自殺対策推進センター調査研究推進部部長補佐。第17 回日本心理学会国際賞(奨励賞)受賞。主な著書に『インターネットは自殺を防げるか――ウェブコミュニティの臨床心理学とその実践』(東京大学出版会、第31回電気通信普及財団賞受賞)『自殺学入門――幸せな生と死とは何か』(金剛出版)『公認心理師をめざす人のための臨床心理学入門』(大修館書店)『「死にたい」と言われたら――自殺の心理学』(筑摩書房)など。

【日時】

2025年8月7日(木) 13:00~15:00

 

【内容】

・自殺の現状と歴史(特に、こども・若者の自殺の現状と歴史)

・自殺の危険因子/こども・若者の自殺の特徴

・自殺はなぜ/どのようにして生じてしまうのか

・自殺を防ぐための基本的な考え方

【会場】

オンライン(Zoomウェビナー)

【定員】

500名

【参加費】

2,200円(税込)

【申込締切】

2025年8月7日12:00まで

※定員に達し次第、受け付けを締め切らせていただきます。

【申込方法】

お申し込みは下記サイトからお願いいたします。

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【問い合わせ先】

創元社セミナー担当

〒541-0047 大阪市中央区淡路町4-3-6

Email: onlineseminar@sogensha.com